なぜベトナムは熱帯モンスーン気候なのか?
ベトナムの気候は非常に独特だ。暑いが、西南アジアや北アフリカのように乾燥してはいない。高温多湿だが、東南アジアの島しょ部のように一年中高温多湿というわけでもない。
ベトナム北部には異例なほど寒い冬があり、一方で南部には長く顕著な乾季がある。こうした独特の特徴が生まれる理由は次の通りだ。
- ベトナムは熱帯域に位置するため、気候は熱帯の性格を持つ。
- 活発なモンスーンの働きと東海(Biển Đông)の影響により、豊富な降水量と湿度がもたらされる。
そのため、ベトナムは熱帯モンスーン気候(高温多湿)となっている。

ベトナムは熱帯域に位置するため、気候は熱帯の性格を持つ。(イメージ写真)。
ベトナムの気候の高温多湿な熱帯性は、次の点に表れている。
ベトナムの地理的位置:
- 最北端は北回帰線に近い(北緯23度23分)。
- 最南端は赤道からそれほど離れていない(北緯8度34分)。
- 国土全体が北半球の熱帯域に収まっている。
このような地理的位置のため、ベトナム国内のどの地点でも年に2回、太陽が天頂を通過し、国土のどこでも大量の熱を受け取る。そのため国全体が毎年大量の日射を受け、放射収支は一年中プラスで、年平均気温は20°Cを超え(高山地帯を除く)、日照も豊富だ。
ベトナムはインドシナ半島に位置し、東海(西太平洋の一部)に面している。東海の影響に加え、さまざまな高温多湿の海域で発生したり、そこを通過したりした気団が、ベトナムに到達すると風を遮る地形や大気の擾乱にぶつかるため、大雨がもたらされ、平均降水量は年1500~2000mmに達する。海からの風を受ける山の斜面や高山では、降水量は年3500~4000mmにもなる。相対湿度は80%を超える(ただし、ベトナム北中部のゲアン(Nghệ An)省西部や南中部沿岸地方の最南部など、風の陰になる一部の地域では湿度がやや低い)。
豊富な熱と水分のおかげで、ベトナムには一年中緑の森林があり、農業では年に2~3回の作付けが可能だ…
しかし、高温多湿は作物や家畜、人々の生活に多くの病気やカビなどももたらす…。
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この記事はベトナム語から翻訳されました。
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