ロシアで10万年以上前のサイの化石を発見
ロシアの科学者らが、約12万年前にウラル山脈に生息していた古代のメルクサイの化石を発掘した。
今回の発見は予想外のもので、科学者らが2012年に同じ地域で古代のヤマアラシの歯を見つけた発掘の成果をしのぐものとされている。

写真:commons.wikimedia.org
ウラルの植物・動物生態学研究所で古生態学研究室長を務めるパベル・コシンツェフ(Pavel Kosintsev)氏は、永久凍土からマンモスの化石が見つかることは珍しくなくなったが、メルクサイの化石の発見は驚きであり、特にウラルでは意外だと述べた。
この動物の化石は通常、サイの生息により適した気候だった西ヨーロッパ南部で見つかる。しかし、温暖な時期には東へ移動し、シベリア南部まで達していたとされ、その証拠に同地でも時折骨が見つかっている。ただ、その多くは本来埋まっていた場所から離れた川岸で見つかるため、研究用の生物学的データを得るのは非常に難しい。
コシンツェフ氏によると、今回見つかった化石の年代はおよそ12万年前とみられ、当時のウラルの気候が現在より温暖だったことを示している。メルクサイの化石の発見は、最終間氷期の環境を復元する機会となり、科学者らがサイの生態をより詳しく研究し、絶滅の理由を探る手がかりとなる。
メルクサイは森林や山地に生息し、低木や背の高い草を好んだ。体高1.5m、体長3m以上の単独性の動物だった。気候と植生の変化が絶滅の原因になったとする仮説がある。最後のメルクサイは旧石器時代に現在のイタリアの領域に生息していたと考えられている。イタリアで見つかったメルクサイの化石の年代は約20万年前だ。しかし、ロシアの科学者らの発見は、この動物がより後の約12万年前まで生き延びていたことを示している。
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この記事はベトナム語から翻訳されました。
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