男性が全長6メートル、重さ130キロの巨大リュウグウノツカイを釣り上げる
40分にわたる格闘の末、男性は全長約6メートル、重さ130キロの巨大なリュウグウノツカイを岸に引き上げた。
台湾(中国)台東県太麻里郷の香蘭村の海岸で、リン・イーファン(Lin Ifan)さんという男性が釣りをしていたところ、思いがけず大きな魚が掛かった。
浜辺に横たえられたリュウグウノツカイは全長約6メートル、重さ約130キロ。リンさんは40分間も格闘して、ようやくこの魚を岸まで引き寄せたという。当初はごく普通の魚だと思っていたそうだ。
リンさんが大物を釣り上げたのを見て、周囲の人々は興奮を隠せなかった。多くの人が集まり、この巨大な海の生き物と一緒に写真を撮った。

全長約6メートル、重さ約130キロのリュウグウノツカイ。
台湾の水産試験所東部海洋生物研究センターのホー・ユエンシン(Ho Yuan-hsing)センター長によると、リンさんが釣り上げたのはリュウグウノツカイ(Regalecus russelii)で、「竜宮の使者」や「地震魚」という異名で知られる。同氏によれば、リュウグウノツカイが岸に打ち上げられるのは通常、けがや病気をしているか、波にさらわれた場合に限られるという。
ホー氏はまた、釣り人がリュウグウノツカイを釣り上げたという話を聞いたのは初めてだと述べた。病気の個体は釣り餌を食べないため、生きたまま釣られたこの魚はかなり健康だったはずだという。


その大きさに、居合わせた人々は興奮した。
大型のリュウグウノツカイ類は1772年に初めて記載されたが、海の深い場所に生息するため、目にする機会は極めて少ない。水深約1000メートルに生息すると考えられている。科学者によると、リュウグウノツカイ類は世界で最も長い硬骨魚類で、全長は最大17メートル、体重は最大270キロに達することがある。
リュウグウノツカイ類は銀色の体をしており、外見がニシンに似ていることから「ニシンの王」と呼ばれることもある。英語名の「オールフィッシュ(oarfish)」は、オールのように長い腹びれに由来する。

リンさんは40分間格闘して、ようやく魚を岸に引き上げた。
大型のリュウグウノツカイ類は生きた状態で観察されることが極めてまれなため、保全状況についての情報は多くない。米国海洋大気局(NOAA)のウェブサイトによると、リュウグウノツカイの肉を食べたことがある人は、非常にぶよぶよして粘り気があったと話している。
リュウグウノツカイは恐ろしい海の怪物のように見えるかもしれないが、人間に危害を加える存在とみなされたことはこれまで一度もない。
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