希少なキホオテナガザル、ダナンの住宅地に出現
ベトナム中部ダナン(Đà Nẵng)市のホアヴァン(Hòa Vang)森林保護隊は2月8日、住宅地でキホオテナガザルのオス1頭を発見し、保護したと発表した。
これに先立つ2月4日、同隊は旧ホアヴァン県旧ホアバック(Hòa Bắc)村ナムイエン(Nam Yên)集落の住宅地に野生動物が現れたとの住民からの通報を受けていた。
ホアヴァン森林保護隊は地元当局や住民と協力して、この動物を捕獲した。

ダナン市旧ホアヴァン県の住宅地で発見されたキホオテナガザル

キホオテナガザルはダナンに分布していないため、この個体は本来の生息環境へ放すための手続きの完了を待っている
調査の結果、この動物はキホオテナガザル(学名Nomascus gabriellae)で、霊長目(Primates)に属することが確認された。
このテナガザルは成獣のオスで、健康状態は正常、体重は3kgだった。
ホアヴァン森林保護隊によると、キホオテナガザルはダナンには自然分布しておらず、今回保護された個体はナムイエン集落の住宅地に自ら現れたもので、出所は不明、飼い主も特定できていない。
この種は絶滅危惧種・希少種に指定された森林動物で、同隊の処理権限を超えるため、ホアヴァン森林保護隊は報告を行ったうえで、法律の規定に基づく救護と野生復帰の手続きを進めるため、個体を市森林保護局に引き渡した。
市森林保護局はすでにこの個体を受け入れた。ただし、キホオテナガザルはダナンに分布していないため、同局は関連手続きを進めるとともに、できるだけ早く救護計画を策定するとしている。
キホオテナガザルは保護対象種であり、ベトナムでは保護対象種を捕獲、取引、飼育、消費することは法律で禁止されている。
編集情報: こちら
この記事はベトナム語から翻訳されました。
原文を読む
過去の記事
希少なアジアヘビウ、ホーチミン市の民家の屋根に飛来 捕まえようとしても飛び立たず
ホーチミン市ゴーバップの民家の屋根に希少なアジアヘビウが止まり、飛び去らなかった。住民が捕まえ、森林保護当局に引き渡した。
公開日: 19/08/2022
ニワトリは東南アジアの稲作地帯で家畜化された、新研究が示す
ニワトリの家畜化は従来の想定よりはるかに遅く、野生のヤケイが暮らす森の近くで人々が稲作を始めてからだった可能性があると新研究が示した。
公開日: 17/06/2022
絶食してまで「よその子」を育てる魚、目的は雌へのアピール
オーストラリアの淡水魚マウスオールマイティの雄は絶食しながら口で稚魚を守り、自分の子でない稚魚まで育てていることが新たな研究で分かった。
公開日: 13/05/2022
コウモリ、スズメバチの羽音をまねてフクロウから逃れる
コウモリの一種ミオティス・ミオティス(Myotis myotis)は、フクロウに捕まるとスズメバチの羽音をまねて捕食者を欺く。
公開日: 11/05/2022
注目のニュース

