巨大ヤシガニ、クリスマス島でゴルファーを襲う
オーストラリア領クリスマス島でゴルフをしていたポール・ブーナー(Paul Buhner)さんが、巨大なヤシガニがゴルフクラブを盗もうとする瞬間を動画に収めた。
撮影したブーナーさんによると、ヤシガニは非常に大きく、食べ物を求めて島を訪れた観光客の持ち物を盗む習性があることから、「泥棒ガニ」とも呼ばれている。

ゴルフクラブを盗むヤシガニ。
成体のヤシガニは脚を広げた幅が最大1メートルに達し、体重は5キロを超えることもある。ゴルフ場で撮影された動画では、男性がクラブをカニのはさみから引き離そうとするが、最終的にカニははさみでクラブのシャフトを切断してしまった。
ブーナーさんによると、カニは折れたクラブを残して立ち去ったという。ブーナーさんは、ヤシガニは友人のバッグに入っていた食べ物に引き寄せられたが、なぜか勘違いしてクラブに襲いかかったとみている。
インド洋に浮かぶオーストラリア領のクリスマス島は、本土から北西に約1500キロ離れており、毎年の大移動の際に道路を埋め尽くす固有種のクリスマスアカガニで知られている。
しかし、この島は世界最大の陸生節足動物であるヤシガニの生息地でもある。ヤシガニは攻撃的な傾向があり、手に入るものは何でも盗んでいく。
ヤシガニは木登りが得意なことで知られ、強力なはさみでココナツの実を割って食べるほか、鳥などの獲物を捕らえることもある。その名は、ヤシの木に登り、実の殻を割って果肉を食べるという、ココナツとの深い結びつきに由来する。
現在、クリスマス島には100万匹以上のヤシガニが生息している。地元当局はこの種を保護しており、ヤシガニを捕獲したり食べたりすることは違法となっている。
2020年には、巨大なヤシガニの群れが食べ物を奪いに押し寄せ、クリスマス島での家族のピクニックが散々な結果に終わった。恐ろしい出来事は、休暇を楽しみながら島の屋外でバーベキューをしていた最中に起きた。
エイミー・ルエティッチ(Amy Luetich)さんの家族は、島の密林にあるグランツ・ウェル(Grants Well)で友人たちとキャンプをしていた。通常よりはるかに大きいカニ数十匹があっという間に一行を取り囲み、食べ物を奪っていった。ルエティッチさんによると、息子が数えたところ52匹いたという。
ピクニックの参加者たちはおびえながらも急いで食事を済ませ、その場を離れた。幸いけが人はいなかったが、この招かれざるヤシガニたちによって多くの食べ物とスニーカー数足を失った。
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