トゥードゥックでコーヒー中の男性、迷い込んだ希少なサイチョウを発見
枝に止まっている大きなくちばしの鳥を見つけたダン・ミン・タン(Đặng Minh Thắng)さんは追い払おうとしたが、鳥は飛び去らず逆に自分の方へ飛んできたため、捕まえて森林保護官に引き渡した。鳥を保護した森林保護官は、サイチョウ科のアントラコケロス・アルビロストリスであると確認した。

ホーチミン市森林保護支局がダン・ミン・タンさんから受け取ったアントラコケロス・アルビロストリス(写真:関係当局提供)
ホーチミン市森林保護支局(Chi cục Kiểm lâm TP.HCM)は9月3日、メコンデルタのベンチェー(Bến Tre)省(現在はヴィンロン省の一部)出身のダン・ミン・タンさんが自主的に引き渡したサイチョウ科の鳥アントラコケロス・アルビロストリス1羽を受け入れ、保護したと発表した。
タンさんが記者に語ったところによると、ホーチミン市の旧トゥードゥック(Thủ Đức)市にあるヒエップビンチャイン(Hiệp Bình Chánh)坊のカフェでコーヒーを飲んでいたところ、動物の鳴き声が聞こえたという。
その後、何という種類か分からない、大きなくちばしを持つ鳥が木の枝に止まっているのを見つけた。タンさんは追い払おうとしたが、鳥は飛び去らなかった。果物を食べるかもしれないと考え、棒を使ってキュウリを差し出した。
しかし鳥はそれを食べず、タンさんが座っている方へ舞い降りて低い観賞用の木に止まった。タンさんはその鳥を捕まえ、関係当局に連絡して引き渡した。
「買いたいという人もいたが売らなかった。この鳥が自然に帰されることを願っている」とタンさんは話した。
ホーチミン市森林保護支局の森林保護官が鳥を引き取り、規定に従って世話と保護を行っている。
森林保護官によると、この鳥はアントラコケロス・アルビロストリス(学名:Anthracoceros albirostris)のオスで、体重は約0.5kg。ベトナムの絶滅危惧・希少森林動物リストのグループIIBに指定されている。このような保護対象の野生動物を捕獲、取引、飼育することはベトナムでは違法であり、刑事訴追の対象となる可能性がある。
シルバールトン一家にオレンジ色の赤ちゃん誕生、サイゴン動植物園で話題に
ホーチミン市のサイゴン動植物園で、オレンジ色の毛をしたシルバールトンの赤ちゃんが「雑種」かと話題に。園は成長とともに親と同じ毛色になると説明した。
見た目はどれも「赤い尾のアオハブ」、実は7種もの別種だった
ベトナムで「赤い尾のアオハブ」と呼ばれるヘビは、実は7種の別種だ。目の色や生息地、頬や尾の色で見分ける方法を紹介する。

