ホーチミン市の住民、希少なサイチョウ科の鳥を屋上菜園で捕獲
ヘチマ棚に止まっていた見慣れない鳥を住民が捕まえ、森林保護当局に引き渡した。この鳥は希少なシワコブサイチョウで、サイチョウ科に属し、ベトナムの絶滅危惧・希少森林動物リストに掲載されている。
5月13日夜、ホーチミン市森林保護支局(Chi cục Kiểm lâm TP.HCM)は、ベトナム南部ホーチミン市の旧ホクモン(Hóc Môn)郡の住民が自主的に引き渡した希少なシワコブサイチョウ1羽を受け入れた。

ホーチミン市の住民が捕まえた希少なシワコブサイチョウ。(写真:N.K.)
ホーチミン市旧ホクモン郡スアントイドン(Xuân Thới Đông)村に住むチン・ドゥク・フン(Trịnh Đức Hùng)さんによると、2日前、親族が屋上の菜園の手入れに上がったところ、ヘチマ棚に鳥が止まっているのを見つけて捕まえたという。
インターネットで調べたところ、フンさんはこの鳥が希少動物だと知り、保護・飼育したうえで自然に返してほしいと考え、家族でホーチミン市森林保護支局に連絡して引き渡した。
同支局によると、この鳥はサイチョウ科のシワコブサイチョウの雌で、体重は約1キロ、学名はRhyticeros undulatusで、絶滅危惧・希少森林動物リストのIBグループに分類されている。初期の確認では、鳥は衰弱しており、胸と脚の羽毛が抜け落ち、飛ぶ力も弱っていた。ベトナムでは、サイチョウなどの保護対象の野生動物を捕獲・取引・飼育することは違法であり、見つけた場合は森林保護当局に引き渡す必要がある。
最近、ホーチミン市では住民が希少動物の家への飛来を相次いで発見している。4月21日には、同支局が初めてインドクジャク1羽を受け入れ、動物救護施設に移して世話をした。この鳥はベランダに止まっているところを住民に見つかり、捕獲されて森林保護当局に引き渡された。インドクジャクは外来種で、ベトナムには自然分布していない。
その3日後、旧第4区のヴァンドン(Vân Đồn)中学校の警備員が、エアコンの室外機に大きな鳥が止まっているという生徒の知らせを受けて捕獲し、ホーチミン市森林保護支局に引き渡した。
4月20日にも、同支局はキタカササギサイチョウ1羽を受け入れ、保護した。この鳥は旧ホクモン郡スアントイドン村のグエン・ティ・ミン・チャウ(Nguyễn Thị Minh Châu)さんが自主的に引き渡したもの。体重は約0.4キロ、学名はAnthracoceros albirostrisで、絶滅危惧・希少森林動物リストのIIBグループに分類されている。
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