ベトナム・ダクノンで考古学発掘、先史時代の痕跡を発見
ベトナム中部高原の旧ダクノン(Đắk Nông)省(現在はラムドン省の一部)で行われた考古学的発掘で、調査団は数千年前の先史時代の人々が残した遺物を多数発見した。

発掘地点はダクドロー(Đắk Drô)村第7集落(旧クロンノー〈Krông Nô〉県、旧ダクノン省、現ラムドン省)にあり、ベトナム考古学会(Hội Khảo cổ học Việt Nam)のラ・テー・フック(La Thế Phúc)博士率いる地質調査団が2022年に発見した。

調査団はここで、石器時代の特徴を多く備えた石英製の遺物が広範囲に分布しているのを発見した。

これらの発見を受け、ベトナム考古学会はダクノン省人民委員会に報告書を提出し、遺跡の調査・発掘に向けた措置を提案した。

このほど文化・スポーツ・観光省は、ダクノン省博物館が中部高原社会科学研究所(Viện Khoa học xã hội vùng Tây Nguyên)と連携し、この地点で考古学的発掘を行うことを許可する決定を出した。

決定によると、発掘面積は26m2、発掘期間は3月1日から26日まで。

ドゥック(Đức)氏によると、数日間にわたる発掘の結果、調査団は先史時代の遺物を多数発見した。

「出土した遺物から、ここは中部高原における先史時代の一発展段階を代表する遺跡だと判断できる」とドゥック氏は語った。

発掘現場では、調査団が非常に慎重に作業を進めていた。区画ごと、遺物を入れる袋ごとに詳細な標識が付けられている。

調査団のメンバーが遺物の出土地点に印を付け、写真を撮影している。

発掘に参加する専門家のルオン・ティ・トゥアット(Lương Thị Tuất)氏。

ラ・テー・フック博士によると、出土した遺物から見て、この地点はダクノン省で最も古い遺跡である可能性がある。

探索と選別を終えた後、調査団は遺物の洗浄と整理を行った。
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